justInCaseTechnologies、ソフトウェアエンジニアの小笠原です。
2022年1月7日に、社内で「GraphQLハッカソン」を開催しました。会社初の試みであり、準備期間も短かったのですが、概ね好評のうちに1日を終えることができました。
チームが成長し続けるための一つのアイデアとして、ここに共有させていただきます。
背景
justInCaseTechnologiesでは現在、保険業界特化SaaS「joinsure」の様々な機能を開発しています。
そうした中で適切な技術選定のためのインプットとすべく、チームでGraphQLについて学ぶ機会がほしい、という声がきっかけでした。
イベント内容
開催まで
ハッカソンを開こうというアイデア自体は2021年の9月ごろからありました。
話が本格化したのは年末になってからです。私達はスクラムで開発を進めているのですが、年末年始にスプリント外の期間を設け、そこでハッカソンを開いてはどうか、というアイデアが生まれました。
そこからは急展開で、ハッカソンの形式・内定者への招待・社内での告知などが全て1〜2週間の内に行われました。
イベント当日
ハッカソンには、joinsure Engagementチームの1名を除く全員と、joinsure Recordチームの1名、さらに内定者が1名の合計6名が参加しました。
個人とチームどちらの参加にするか悩みましたが、2名1チームとして合計3チームを完全にランダムに作りました。これはコミュニケーション促進の面でも、審査時間の短縮の面でも良かったと思います。
朝9時に集合し、自己紹介とチーム分けのあとは17時までひたすら開発タイムでした。ちなみに、ミーティングやお客様対応がある人は途中で出たり入ったりが可能になっています。
開発形式はどのチームもペアプログラミングで、コミュニケーション手段は内定者がいることもありGoogle MeetのBreakout Roomを活用して行われました。
審査
17時の開発終了後、CTOやPdMも集まっての発表・審査タイムがありました。
面白かったのは、3チーム中2チームがTwitterライクなWebアプリを作ったことです。
いずれもツイートやリプライ、ライクができる、1日で作ったとは思えないクオリティでした。
実はある意味合っていて、参加者の何名かは事前にボイラープレートを作っていました。勉強も目的なので、当然アリです!ちなみにボイラープレートはこちらです。
発表後は審査タイムがありました。ちなみに、審査基準は以下のとおりです。
- 発見があったこと
- GraphQLのドキュメントを深く読み、みんなが気づかなかった仕様を知っていること
- エコシステムをよく調査し、便利なライブラリを見つけたこと
- Engagementでの使用を見据えて、いい感じのユースケースを思いついていること
- etc...
- サービスがイケてること
- 実際に動くこと
審査の結果、フルスタックのボイラープレートを自作して参戦したやる気モリモリのメンバーと3月入社の内定者のチームが優勝しました!
作成したのはTwitterのクローンで、リプライやライクができるなど、本物そっくりでした。1日で作成したとは思えないクオリティでした👏
ふりかえり
ハッカソンの後はふりかえりを行いました。
1日を振り返って思いついたことを、FUN, DONE, LEARNのベン図に分類して記述していきました。
普段の開発とは違った環境で、集中できた&学びになった、という意見が多く寄せられました。実際に発表中は驚きの声やツールの紹介などの知見共有も多くあり、開発工数の1日を使ってイベントを開いた意味が十分あったと考えています。
まとめ
チームで勉強する時間がほしい!という意見から始まり、この度業務時間を使ったハッカソンを開くことができました。
チームが成長するためには、先を見据えた勉強が絶対に必要です。忙しい開発と勉強とを両立するための手札の一つとして、ハッカソンを加えることができました。
最後に
justInCaseでは、保険SaaS「joinsure」を一緒に開発するメンバーを募集しています!
このブログの投稿を見て、良い組織だな、と思った方、まずはお話してみませんか?
こちらからご連絡お待ちしております🙏